• 草間 彌生

    Kusama Yayoi

    日本を代表する女性作家。「前衛の女王」と称され、国際的に高い評価を得ている。幼少期より見ていた幻覚から生まれた水玉模様や網目模様を繰り返し用い、埋めつくすことで、「自己の消滅」「無限」「永遠」を表現する。特によく描かれるかぼちゃやハイヒール、帽子などは草間作品を代表するモチーフとなっている。

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  • 村上 隆

    Murakami Takashi

    平面の日本画と現代文化のアニメーションを融合する「スーパーフラット」の概念の提唱者であり、代表作家。さまざまなプロジェクトとのコラボレーションや、アーティスト集団「カイカイキキ」を主宰し、若手作家の育成や芸術事業なども行う。「お花」や「DOBくん」などの独自のキャラクターをモチーフとした作品で広く知られている。

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  • 篠田 桃紅

    Shinoda Toukou

    中国生まれ東京育ち。5歳頃から父より書道の手ほどきを受け、以後独学で書を学ぶ。文字の決まり事に囚われない墨による独自の抽象表現、空間表現を確立。2005年、ニューズウィーク(日本版)「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。  

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  • 奈良 美智

    Yoshitomo Nara

    大学院修了後、ドイツへ留学。以降ケルンにてアトリエを構え、2000年に帰国するまでドイツを活動の拠点とした。90年頃、ネオポップの潮流の中で評価され、日本やヨーロッパなどで次々と個展が開催されるなど注目を集める。特徴的な目を持つ子供を描いた作品が多い。

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  • 天野 タケル

    Amano Takeru

    1997年からニューヨークへ渡り版画を学び、その後、2000年より東京で活動を始める。「NEW ART」という宗教画や静物画などの伝統的な題材とポップアートを融合させた独自の表現方法で作品を制作している。ローマ神話やギリシャ神話の中に登場する「ヴィーナス」が代表的なモチーフ。

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  • ロッカクアヤコ

    AYAKO ROKKAKU

    ポルトガルを拠点に活動する日本人アーティスト。ライヴペイントに端を発し、絵筆を使わず手指で直接段ボールやキャンバスに絵具を重ね、特徴的な少女のモチーフや色彩豊かな抽象空間を描く。2006年以降、主にヨーロッパを中心に様々な美術館で個展を開催し、ユニークな制作スタイルと独特な画風が国外で高く評価されてきた。

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  • バンクシー

    Banksy

    イギリス・ロンドンを中心に世界中で活躍する匿名のストリートアーティスト。主にステンシルアートという型紙とスプレーを用いたスタイルで、壁や橋といった公共の場にゲリラ的に作品を残していく。反戦、難民問題などの政治問題を題材にした社会を風刺したメッセージ性の強い作品が多い。

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  • CAZUL

    CAZUL

    名古屋市出身のグラフィティアーティスト。斬新な色使いを得意とし、両手同時に描く抽象画(2HAND)や、壁画を中心に日本のみならず海外でも活動している。1989年LAに単身渡米しグラフィティに出会い、1999年にはラッパーのKRS-ONEが主宰するヒップホップカルチャー保存協会「Temole Of Hiphop」に一時所属。帰国後にはストリートカルチャー発信のための自ら「Top Up Production」やNYにアートクルーを設立、またストリートブランドをオープン・プロデュースするなど、その活動は世界を舞台に多岐に渡る。

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  • チャールズ・ファジーノ

    Charles Fazzino

    ニューヨーク在住の3Dポップアーティスト。米国オリンピック委員会公式アーティストとして活躍している他、ディズニー、ユニバーサル映画をはじめとする映画会社、MLBやNFLといったスポーツ、マリリン・モンロー、ジェームス・ディーンらハリウッドスターとタイアップ作品を制作するなど、ポップアートの第一人者としての地位を確立している。

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  • ダミアン・ハースト

    Damien Hirst

    イギリスの現代アーティストであり、コレクター、実業家。ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBAs)と呼ばれる1990年代に頭角を現した現代アーティストの一人。「生と死」を制作のテーマとして動物や虫、医薬品を作品に取り入れている。特に、死んだ動物をホルマリン漬けにした「Natural History」シリーズなどセンセーショナルな作品で広く知られている。

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  • INVADER

    INVADER

    フランス・パリ出身。顔や本名を明かしていないストリートアーティスト。1970年代~80年代のビデオゲームから影響を受けており、インベーダーという名前は1978年に発売されたアーケードゲーム「スペース・インベーダー」に由来している。8ビットのビデオゲームをモチーフにしたセラミックタイルを用いて活動を行う。パリをはじめ、世界各地の壁にその土地に合った作品をひっそりと残している。

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  • ジェームス・リジィ

    James Rizzi

    ニューヨーク出身のポップアーティストで、3Dアートの先駆者。都会の喧騒や日常の一部を切り取ったポップで明るい作品は非常に親しみやすく、様々な企業やアーティストともコラボレーション作品を残している。著名人コレクターも多い。

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  • ジュリアン・オピー

    Julian Opie

    イギリスを代表する現代アーティスト。世界の主要な美術館に加え、日本国内でも作品を所蔵されるなど、現代アートシーンにおいて欠かせないアーティストの一人。点と線で極限まで単純化した描画や平面的な色彩表現など、限られた要素で構成される作風が特徴。

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  • 橘川 裕輔

    Kitsukawa Yusuke

    2012年に日本大学芸術学部を首席で卒業後、教職に就きながら制作を行っていたが、2017年より本格的に画業に復帰。在学中より「夜の風景」をテーマとした絵画表現を研究し、“夜を描く画家”としてファインアートから古典、ストリートまで幅広い表現を取り入れ、確かな技術で描く。

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  • 小松 美羽

    Komatsu Miwa

    幼少期より自然豊かな環境で様々な生き物と触れ合い、その死を間近で見届けてきた経験から独特の死生観を構築、死の美しさを表現。死や神々、神獣等を描き、特に狛犬をモチーフとした作品が有名。2015年、石原和幸氏とのコラボである有田焼の作品『天地の守護獣』が大英博物館日本館に所蔵し永久展示されている。

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  • KYNE

    Kyne

    顔や本名を公表していないアーティスト。福岡を拠点に活動をしている。大学時代に日本画を学んでいたが、地元で描いていたストリートアートが話題になったことをきっかけに、2006年頃から本格的に活動を始める。「KYNE-girl」というクールな表情の女性をモチーフにしている。

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  • 李 禹煥

    Lee U-Fan

    韓国出身。1956年に来日し哲学を学んだのち、様々な思想や文学に基づき、物相互の関係性に意識を向けた制作を始める。石や木、紙など素材そのものを提示し作品とする「もの派」を代表する美術家として国際的に高い評価を得ている。

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  • 松田 光一

    Matsuda Koichi

    日本国内や世界各地を訪れ世界遺産や絶景などをモチーフとして作品を制作。世界の美しさ、現代の素晴らしさ、豊かさを表現する。商品企画やANA機内誌の表紙デザイン、キャラクターデザインなどを手掛け、近年ではさまざまなワークショップを開催し、幅広く活動をしている。

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  • マイケル・ケーガン

    Michael Kagan

    ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動。宇宙飛行士やロケット、山頂やサーファーなど人間が自らの限界を超えていく状況を捉えたアイコニックなイメージを題材に、ハイコントラストな色合いと、リズミカルかつ力強い幾何学的な筆致で制作する。

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  • 森 洋史

    Mori Hiroshi

    大学院で技法材料の研究室に所属。伝統技術を学ぶために名画の模写を多く行う中で、宗教画にまつわる権威や伝統を重んじる画壇の存在などに着目。古典やポップ・アートの名画、アニメ、マンガ、ゲームからの“引用”といった既存のイメージを画面に融合させ、パロディを仕掛けた作品を制作。宗教画に用いられた黄金テンペラ部分をUV印刷によってマンガ風に変換するなど、最新の技術を使用してアートにおけるオリジナルとは何かを追求している。

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  • Mr.Doodle

    Mr.Doodle

    イギリス出身のグラフィティアーティスト。 「Doodle」とは、「落書き」を意味する。ペンを使った太い線やドット、キャラクターが繋がりながら広がっていく独自のスタイルは「グラフィティ・スパゲティ」と呼ばれ、下書きなしで迷うことなく線を描き続ける。にこやかなキャラクター達を通して「幸せ」や「喜び」をテーマに表現しており、明るくポップな落書き風の作品で親しまれている。

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  • 小畑 多丘

    Obata Taku

    彫刻家であり、自身もブレイクダンサーとしても活躍する。ブレイクダンスから発想し展開される作品は、物質の「重力」「移動」「空間」「躍動」などの関係性を表現する。ブレイクダンサーをモチーフにした「B-BOY彫刻」という台座のない木彫を中心に、近年ではドローイングや版画などの平面作品など、活動範囲を広げている。

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  • 荻野 夕奈

    Ogino Yuna

    自己・女性の象徴としての「花」をモチーフに半抽象画の制作を続け、近年では人物画にも挑戦している。独創的な色の調和や誇張した遠近法、身体の一部や花束などが画面全体を覆うようなオールオーバーな構想が特徴。

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  • 大谷工作室

    Otani Workshop

    2005年より屋号として「大谷工作室」を掲げ、信楽焼で有名な滋賀県信楽を拠点に活動。陶芸や木、鉄など様々な素材で器やオブジェを制作している。荒目の土の表情を生かしながら焼き締められた作品は外見のかわいらしさとともに彫刻として独特の存在感を放つ。

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  • ピエール・アレシンスキー

    Pierre Alechinsky

    ブリュッセル生まれ。ベルギーを代表する現代美術家の一人。第2次大戦後は前衛芸術グループ「コブラ」に参加し、主義主張にとらわれない自由な抽象表現を個性とし活動する。日本の前衛書道にも強い影響を受け、墨、水彩、アクリル絵具などを用いて、自在な線描を軸に様々な表現を展開させている。

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  • Rei Nakanishi

    Rei Nakanishi

    1994年三重県出身のアーティスト。 グラフィックデザイナーとして活動する中、2016年に渡米し山口歴のアシスタントとして従事しながらアーティストとして作品の制作を始める。2019年に帰国後は「GOLD WOOD ART WORKS」に所属。国内外で展示発表を続けている。アクリル絵具ならではのペインティング表現と、グラフィックデザイナーとしての経験を軸としたプリンティング技術を融合させるなど、アナログとデジタルという手法を重ね合わせ、対局のテーマをひとつの画面に共存させるスタイルが特徴。

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  • ロメロ・ブリット

    Romero Britto

    ブラジル出身のポップアーティスト。幼少より絵を描くことが好きで、独学でアートを学んでたが、その後パリでマティスやピカソの作品に出会い、キュビスムとポップ、グラフィックアートを融合させた鮮やかでアイコニックな独自のスタイルを生み出す。コカ・コーラやディズニーなど様々な有名企業とのコラボレーションに採用され、世界から注目を集めるようになる。現代のピカソとも呼ばれ、鮮やかな色彩と大胆なパターンを用いて「希望」や「幸せ」を表現する彼の作品は、世界のセレブリティからも高い人気を集めている。

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  • SAIAKUNANA/さいあくなな

    SAIAKUNANA/SAIAKUNANA

    1992年に生まれ。アルバイト先の同僚に自身の絵を「さいあく」と評されたことを機に、本名の「なな」に「さいあく」をつけて「さいあくななちゃん」と名乗るようになる。2015年から本格的に個展を行い、現代芸術家としての活動を始動。絵画制作に留まらず、ミュージシャンとのコラボやグッズ提供も手がけるなど、その活動は多岐に渡る。2020-2022 年にかけては、ロンドンにSAIAKUNANA GALLERYをゼロから自身で開設。ロックとアートを掛け合わせた世界観が高く評価されている。

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  • 塩田 千春

    Shiota Chiharu

    ドイツ・ベルリンを拠点に、主にヨーロッパを中心に活動を行う。空間に黒や赤の糸を張り巡らせた大型インスタレーション作品で知られており、生と死といった普遍的なテーマや、記憶、不安、沈黙など形のないものを表現する。日本を含む世界各地で個展を行うほか国際展にも多数参加するなど、世界的に活躍の場を広げている。

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  • 田中 拓馬

    Tanaka Takuma

    早稲田大学法学部卒業。弁護士を目指した司法試験での挫折をきっかけに体調を崩し、リハビリとして絵を描き始める。当初は絵を一枚1,000円で路上販売を行っていた。リーマン・ショックをきっかけに海外に拠点を移し、その後は上海やニューヨークで個展を開催、2018年にはイギリス国立アルスター博物館に絵画作品『Blue Rose』が収蔵されるなど、海外でも高く評価されている。

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  • 山口 歴

    Yamaguchi Meguru

    ニューヨーク・ブルックリンを活動の拠点とする現代アーティスト。青・白・黒などシャープな色彩を、勢いのある筆の動きでダイナミックに表現するのが特徴的。ヒップホップの「サンプリング」から着想を得た、描いた絵の具を貼り合わせる「カットアンドペースト」という独自の技法を用いて制作を行う。NIKEやUNIQLOなど多くのファッションブランドとのコラボレーションも有名。


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